グラヴィールの授業が始まり1週間が経ちました。
基礎の丸をたくさん彫った後は自由制作に入ります。
グラヴィール作品を作るときは、まず墨汁で下書きをし、ラッカースプレーでコーティングします。
油性ペンで下書きしてもいいのですが、研磨剤の油で徐々に消えていってしまうので、複雑な下書きをする時は墨汁を使います。
理屈は簡単に思えますが、実際にやるとなると
ガラスを持つ体勢、ガラスを当てる角度や強さや微妙な動かし方、盤や研磨剤の具合など…意識すべきことが山ほどあります。
端的に言えば 難しい !
ガラス工芸のどの技法にも言えることですね。時間がかかるからこそ感じるものがあります。
授業期間は約一か月と長くはないですが、良い作品ができるといいです。