在学生の声
プロ養成コースで学んでいる在学生の声をご紹介。
学びの途上での視点で、それぞれの想いを語ってもらいました。
プロ養成コース 全日制 基礎科 渋谷 洋平さん

社会人を経てガラスの道へ
キラキラ輝くガラスに魅力を感じた
手に職をつけたかったこともあり、社会人経験を経て30代で入学しました。形に残る仕事やものづくりに興味があったのですが、なかでもキラキラ輝くガラスに魅力を感じました。
社会人の方も多く在学されていて、この年齢でも学びやすい環境があったことが入学の決め手です。ガラスの技法を幅広く学べるので、自分の可能性も広がると感じました。
現在は切子の技術を深く学んでいます。講師の方々からは技術面だけでなく、ガラスの職人や作家としての姿勢も教えていただけるのでとても参考になります。毎日大変ではありますが、ガラスに携わることができ、充実した毎日を送っています。
渋谷さんのある1日のスケジュール

プロ養成コース 夜間 基礎科 吉村 麻央さん

働きながらでも学びやすい環境で
やりたいことに挑戦して心も満たされる
医療現場で働いていますが、仕事を優先するあまり心を満たすような時間が中々とれずにいました。コロナ禍の影響などもあり「やりたい事に挑戦してみよう」と入学を決意。もともと、ガラスに興味があり練馬区にある吹きガラス工房に通っており、そちらで美しく自由なガラスの魅力を教えて頂きました。
この学校ではプロの作家が講師として教鞭に立ち、一つ質問すれば倍になって返ってくるくらい、生徒一人ひとりに親身になって教えてくれます。
さまざまなバックグラウンドを持つ生徒が多いことも良い刺激で、切磋琢磨できる環境がこの学校の魅力だと思います。今では、仕事と学校のバランスをとり、ガラスを学ぶことで活気のある日々を過ごしています。
吉村さんのある1日のスケジュール

プロ養成コース 全日制 応用科 内藤 薫さん

「ガラスのプロになる」
この言葉の通り、
ガラスを
仕事にしたい人にぴったりな学校
熱を加えることで多様に変化するガラスに、ほかの素材にはない魅力を感じました。ガラス作家としての道を歩みたいと思っていたところ、学校のHPに書かれていた「ガラスのプロになる」という文字が目に止まりました。
まず技法を知るところからスタートだった私にとって、多岐にわたる技法を学べることがこの学校に決めた一番のポイントでした。
入学して強く感じるのは、講師の方々に恵まれているということ。親身に相談に乗ってくれるので、とても学びやすい環境があります。「ガラスのプロになる」という言葉通り、ガラスを仕事にしたい人にぴったりな学校だと思います。
内藤さんのある1日のスケジュール

プロ養成コース 全日 研究科 郭 佳奥さん

ガラス工芸が発展している日本で
吹きガラスを基礎から学びたかった
私が中国の美術大学を卒業してすぐ来日したのは、ガラス工芸が進んでいる日本で吹きガラスを学びたかったからです。最初は多摩美術大学工芸学科のガラス領域に進学したのですが、大学院だったこともありアート色が強く、基礎からしっかり技術を身につけたかった私には逆に物足りなさがありました。そこで当時レンタルしていたガラス工房のオーナーのすすめもあり、東京ガラス工芸研究所に進学しました。
東京ガラス工芸研究所の魅力は、芸術的な格好つけをせずに、シンプルに自分が考えたものを作り続けられるところ。そしてそれを認めてくれる校風です。卒業後は同校に就職を予定しています。ここでガラスとの関係を続けていき、ゆくゆくは日本の工芸作品を海外に届ける架け橋となるような事業を立ち上げたいです。
郭さんのある1日のスケジュール

プロ養成コース 夜間 研究科 守屋 由紀さん

自分が求めていた技法が見つかる
作家としての道が拓ける学校
アクセサリーを製造する会社に入社し、天然石パーツの組み立てを行っていたのですが、どこか物足りなさを感じ「素材から自分で加工できるようになりたい」と思うようになりました。なかでも素材として、多様な表現ができるガラスに興味を持ちました。
働きながら学べる環境を望んでいたので、夜間があるこの学校しかないと思い入学を即決。基礎科、応用科を経て、現在は研究科でさまざまな表現を模索しています。
さまざまな技法を学ぶ中で自分が求めていた技法が見つかり、現在はその技法を中心に制作を進めています。自ら考えて進めることが求められるので、自発的に行動できる方にはぴったりな学校だと感じます。今後は、現在の仕事を続けながら、その傍らでECを運営し、自分のペースで作家活動をしていきたいと思います。
守屋さんのある1日のスケジュール

活躍する卒業生
当研究所で学んだ3名の卒業生にインタビュー。
様々なフィールドで活躍している卒業生をご紹介します。


泉澤 千景さん(33期生)
失敗と成長を繰り返した経験が
その後の作家活動にも生かされる
もともと光を通す物質が好きで、幼少期はよく影遊びをしていた記憶があります。パート・ド・ヴェールという技法で作られたガラス作品との出会いから、本格的にガラスを学びたいと思うようになりました。東京ガラス工芸研究所では2年間、作家として活躍している先生たちから技術を直接教わりました。作家という存在をリアルに感じられ、未来の自分の姿も思い描けるとても恵まれた環境でした。
ガラスを学ぶ上で、トライアンドエラーを繰り返すことが大切だと感じています。しかし他の教育機関は規則や管理が厳しく、生徒の制作範囲が限られてしまっているように思います。その点、同校は生徒主体での制作に肯定的で、挑戦や失敗をたくさんさせてくれました。その経験から得たものはきっと今の私に生きていると思います。
PROFILE
- 2015年
東京ガラス工芸研究所を卒業
- 2015年
HALI’S Glass Art Studioのスタッフとして勤務
- 2019年
長岡造形大学 美術工芸学科に入学
- 2021年
武蔵野美術大学 造形学部工芸工業デザイン学科 ガラス専攻に編入


石澤 友佳さん(34期生)
刺激的な環境で
ゼロからガラスを学び
自分の視野を広げられる
私は高校1年生の時、ヴェネチアン・グラスの展覧会に訪れたことがきっかけでガラスに興味を持ちました。それから東京ガラス工芸研究所の切子体験講座に数ヶ月通っていたのですが、次第に「ここでガラスを学びたい」という思いが膨らみ、高校卒業後に同校の34期生として入学しました。
入学当初から切子に強く惹かれていましたが、在校中はさまざまな技法を学ぶことができ、結果的に自分の視野が広がりました。一般的な学校とは異なり、同い年が少ない環境も刺激的でした。切子作家となった現在も、制作のために東京ガラス工芸研究所を訪れることがあり、先生たちとの関係が続いています。入学されるみなさんには、同校の充実した設備を積極的に使って、自分の可能性を追求してほしいです。
PROFILE
- 2016年
東京ガラス工芸研究所を卒業
- 2016年
東京都のガラス工場に就職
- 2019年
切子作家「ともきりこ」として独立


安孫子 菜央さん(40期生)
手を動かして技法を学びながら
やりたいことが見つけられる場所
大学受験に落ちて自分の進むべき道を見つめ直していた時、東京ガラス工芸研究所の募集案内が目に止まりました。それまでガラスの学校があることも知らなかったのですが、小さい頃からなんとなく憧れていたガラスの世界に飛び込むような気持ちで入学を決めました。入学してからの2年間は怒涛の日々。それまで机上の勉強しかしてこなかった私にとって、手を動かすことが勉強というのがすごく新鮮でした。卒業後は東京ガラス工芸研究所のスタッフとして、吹きガラス体験や江戸切子体験の指導をしたり、学校のことをSNSで発信しています。
ガラスの技法をすべて網羅できるこの学校は、私と同じように「ガラスになんとなく惹かれている人」「何をやりたいか定まっていない人」にこそおすすめしたいです。
PROFILE
- 2022年
東京ガラス工芸研究所を卒業
- 2022年
現在 東京ガラス工芸研究所で勤務
卒業後の進路
- 独立
- 就職(工房・会社)
- 就職(教育機関)
- グラス・スタジオお茶の水
- グラスカフェ gla_gla
- ガラス工房 てくてく
- グラス・ノチウ
- HANAKO GLASS STUDIO
- グラススタジオ アクア
- 海馬
- GLASS 角の助
- ガラス工房 元
- スタジオグラス 硝楽舎
- アトリエ デコ
- ガラス体験工房 森のくに
- 玲遊舎硝子堂
- 戸田かおり工房
- ガラス工房 蕾
- MA’GLAS’STUDIO
- ゆうらStudio
- 鹿猫 工房
- Glass Studio SANO SANO
- アトリエ 土筆
- オバタ硝子工房ONIGAMA
- ワタリグラススタジオ
- ガラスアトリエ えむに
- 福地真一 ガラス工房
- ガラス工房 渡邊俊介
- ガラス工房 錬星舎
- 梦 ゆめや
- ガラス工房 橙
- スタジオプレパ
- Scratch&Noize
- ガラス工房まつぼっくり
- ウチムラアート工房
- 藤田恵美工房
- glass studio SHI-N-RA
- 自由工房
- 調布グラススタジオ
- GLASS STUDIO NU
- 岡村クラフト工房
- 森田加代 工房
- 根本硝子加工所
- Lucky Glass Studio(旧:硝子吉工房)
- atelier YAMAZOnEss
- 斎藤 Glass Studio
- グラスルーツ
- momoji
- アトリエガラス工房 ZO
- 彩グラススタジオ
- マキノプロダクション
- がらすびと 浄玻璃工芸社
- 高具グラスアトリエ
- Atelier Glass Bird
- アトリエ フォロン
- Glass Studio Okapi
- アート・グラス・クラブ
- イパダ ガラス工房
- 鎌倉グラススタジオ
- 極楽寺がらす工房
- JonasGlassVision
- STUDIO BAU GLASS
- 工房ガラス屋
- Ofuna Glass
- 大村ガラス工房
- アトリエ炎
- グラススタジオMOI
- 主基硝子スタジオ
- GLASS FISH
- ホットグラススタジオ
- GLASS STUDIO GARDEN
- 安達硝子工芸社
- YUGEN GLASS
- アトリエよる
- スタジオReleaf
- SOGABE 東秩父グラススタジオ
- ごま工房(内田敏樹)
- 飯岡グラヴィール工房
- 須賀ガラス工房
- 長井潤子工房
- アトリエペーパーハウス
- グラスガーデン
- 遊樹工房
- glass+
- 芦野ガラス工房
- アトリエ朋
- 長瀞ガラス工房 聡
- Glass Studio Mars
- Rainbow seeds Glass
- 勝沼ガラス工房 がらす屋
- 体験工房 時空館
- 白石ガラス工房
- Atelier 杏 Anne
- もりのわ工房
- 蜻蛉玉ぱーと工房
- ダラスヴィレッジ
- atelier plateaux
- Gallery Ogon
- 南アルプスglass工房
- HALI’S Glass Art Studio
- グラスマニアックス
- Glass Studio Reborn
- ガラス工房 酔硝
- ガラス工房 空良
- ファルナーチェ・ファロ
- ガラス工房・光箱(ライトボックス)
- ZeB
- あいそ硝子工房
- 秋山工房
- Glass Studio Luna
- 工房 伽
- ワークショップ ジャム
- グラススタジオハーヴェストムーン
- Glass Studio Spica
- グラススタジオ 一吹社
- おおぎの里
- Glass Studio Aaty
- アートスタジオ イシダ
- あとりえ璃空LiSora
- 谷町ガラス Hono工房
- GGG Glass Blowing Studio
- Glass Studio ARGO
- 工房 悠悠
- 長田博夫 工房
- ガラス工房 るん
- グラススタジオ透明感
- 橋本幹夫 工房
- 紺藤隆一 工房
- グラススタジオ Toos
- atelier Sora
- スタジオ アルビレオ
- 野の花本舗
- 萬 ガラス工房
- atelier ukiroosh
- ととやGlass Craft
- 玄々舎
- Rie Glass Garden
- Studio Yo-tobee
- 瑠璃庵
- 花丸工房
- グラススタジオ テーゲー
- MIYAZAWA GLASS STUDIO
- Glass Area
- DENIZEN GLASS STUDIO
- HOT GLASS STUDIO
- KOIKE GLASS