菅原 裕之
Hiroyuki Sugawara
ガラスの素材は、私にとって特別なものであり、鉄のような強い意志もなく、土のように感情的でもない、ある種、魂のような存在。人間の存在、時間からは超越した別な世界へと繋がっているものとして捉えています。
それゆえ私は、ガラスという素材に対して常に敬意をもって対峙するようにしており、あまり素材の奥深くまで入り込まないようにしています。ガラスのオレンジ色の状態の時にわずかな力をガラスに入れ込み、それがガラスの圧倒的な不確かさによって変換され、冷却されて安定した状態になっても、はかない人間の力が少しでも残っていられるような作品を創っていきたいです。それはわずかな力だからこそ、時間を越えていつまでも存在しえるものだと思えるからです。私がガラスと生きていくというスタイルをとった理由です。
それゆえ私は、ガラスという素材に対して常に敬意をもって対峙するようにしており、あまり素材の奥深くまで入り込まないようにしています。ガラスのオレンジ色の状態の時にわずかな力をガラスに入れ込み、それがガラスの圧倒的な不確かさによって変換され、冷却されて安定した状態になっても、はかない人間の力が少しでも残っていられるような作品を創っていきたいです。それはわずかな力だからこそ、時間を越えていつまでも存在しえるものだと思えるからです。私がガラスと生きていくというスタイルをとった理由です。
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macaroni
ガラス、砂
宙吹き、サンドフュージング
300×300×300 (mm) -
plant
ガラス、砂
ソリッドワーク、サンドフュージング
600×200×200 (mm) -
siren
ガラス、砂
ソリッドワーク、サンドフュージング -
graffiti
ガラス、砂
ソリッドワーク、サンドフュージング
200×100×300(mm) -
path
ガラス、砂
ソリッドワーク、接着
Φ50×3000(mm) each -
onion
ガラス ソリッドワーク
Φ100(mm) each -
cane cop
ガラス 宙吹き
Φ80×150(mm) -
pasta pot
ガラス 宙吹き
Φ100×270(mm)
- プロフィール
- 展覧会
- 1969
- 宮城県仙台市生まれ
- 1995
- 岩手大学工学部鉄冶金学科卒業
- 2005
- 東京ガラス工芸研究所研究科修了
- 2006
- 日本装飾美術学校ガラス科助手
Denizen Glass Studio(AUS)アシスタント
(~2007)
- 2008
- 都立六郷工業高校工芸デザイン科非常勤講師
浦安ヴィーナスプラザ ガラス工房講師
Glass Studio Okapiスタッフ
(~2011)
- 2012
- 東京ガラス工芸研究所スタッフ(~2021)
- 現在
- 東京ガラス工芸研究所 吹きガラス講師
- 2006
- Glass Talking/ギャラリークラマー/東京
- 2007
- 第3回現代ガラス展in山陽小野田 入選
- 2008
- THE PATH 個展/フタバ画廊/東京
- 2010
- 企画展-Niche-/Nroom artspace/東京
- 2010
- 第46回神奈川県美術展 入選
- 2013
- Spring glass/Aki-Okaギャラリー/東京
- 2013
- glass vege個展/Cupika/東京
- 2014
- ガラス造形の未来学Vol.2 Shape of glass to come /GalleryO2/東京
- 2014
- 手ぬぐいとガラス展/Gallery+shop Loquat/神奈川
- 2017
- メキシコ雑貨と酒器展/Gallery+shop Loquat/神奈川
- 2021
- 自作自宴展/道玄坂ギャラリー/東京
- 2021
- hiroyuki sugawara glass exhibition個展/gallery futari/東京
- 2022
- 夏のカケラ展/gallery+shop Loquat / 神奈川
- 他、グループ展多数。