ギャラリー

大学３年生の頃にガラスを仕事にしたいと考えるようになりました。ガラスを仕事にするなんて現実的ではなかったのですが、我慢することや人と一緒に何かをするのが苦手だった自分には一般的な会社に就職してそれを何十年も続けていくことの方がもっと現実的ではないと思えました。それでこの学校に入学してどうにかガラスを仕事にできないか探してみることにしました。卒業してから20年近く経った今でも探り探りで修行中という感じですが楽しく暮らせているし少しずつガラスを作ることが上手になりいい作品が作れるようになっていくこと、色んなことが少しづつ良くなっていくことに喜びを感じます。東京ガラス工芸研究所に入学しガラスを仕事に選んだことは正解だったと思います。学校に入学する理由は人それぞれだと思いますが何かアドバイスできることがあればいいなと思います。作品は形を綺麗に丁寧に作り自分で美しいと思えるものを作っています。