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2024.11.21 基礎科授業の様子板ガラス

板ガラス造形共通課題「ガラスのキューブ」

板ガラス造形最初の課題は、ガラスのキューブ制作です。
一辺6㎝の立方体を作りました。

シンプルな形は簡単に作れるように思われがちですが、実際にやってみると手間暇かかります。

板の切断

まずは5mm厚の板ガラスを正方形に切るところからスタートします。


ガラス専用のカッターで、仕上がりの6cmよりも少々大きめに切っておきます。(研磨の段階で少し小さくなるため。)

この時点で均一な形に切れていると、後が楽になります。

接着

切った板どうしを接着します。
紫外線で硬化する接着剤を使用します。
ぎゅっと押し付けて圧着。気泡やほこりなどを入れないためにかなりの集中力を使います。

全部貼り合わせ終えるとこんな感じ↓

板の断面が輝いてきれいですね。

研磨

回転する大きな盤の上に研磨剤を垂らし、ガラスを当て続けます。次第に凸凹がなくなり、完全な立方体に近づきます。

研磨剤には番手というものがあり、120、320、600などと数字が大きくなるにつれて細かくなります。各面をそれぞれの番手に仕上げます。

完成

 

学生のみなさんの完成したキューブを並べてみました。

よく見ると大きかったり小さかったり、磨きに村があったりしますが、みなさん自分なりに頑張ったことが見て取れました。

お疲れさまでした!

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