板ガラス造形最初の課題は、ガラスのキューブ制作です。
一辺6㎝の立方体を作りました。
シンプルな形は簡単に作れるように思われがちですが、実際にやってみると手間暇かかります。
板の切断
まずは5mm厚の板ガラスを正方形に切るところからスタートします。
ガラス専用のカッターで、仕上がりの6cmよりも少々大きめに切っておきます。(研磨の段階で少し小さくなるため。)
この時点で均一な形に切れていると、後が楽になります。
接着
切った板どうしを接着します。
紫外線で硬化する接着剤を使用します。
ぎゅっと押し付けて圧着。気泡やほこりなどを入れないためにかなりの集中力を使います。
全部貼り合わせ終えるとこんな感じ↓
板の断面が輝いてきれいですね。
研磨
回転する大きな盤の上に研磨剤を垂らし、ガラスを当て続けます。次第に凸凹がなくなり、完全な立方体に近づきます。
研磨剤には番手というものがあり、120、320、600などと数字が大きくなるにつれて細かくなります。各面をそれぞれの番手に仕上げます。
完成
学生のみなさんの完成したキューブを並べてみました。
よく見ると大きかったり小さかったり、磨きに村があったりしますが、みなさん自分なりに頑張ったことが見て取れました。
お疲れさまでした!