ステンドグラスの授業も始まって2週間が経とうとしています。
全日制の学生は、切ったガラスパーツにカッパーテープを巻く作業に入っています。
※カッパー(copper)は英語で銅の意
爪楊枝を使って隅々まで密着させる
1個完成!
パズルのようにはめ込む。
全部のパーツにカッパーテープが巻けたら、次ははんだ付け!地道な作業。
こちらの学生もそろそろはんだ付けに入るところでしょうか。
ちなみにこれはアメリカのデスヴァレーをイメージした風景で、蒼い馬は黙示録に書かれた死を象徴する馬だそうです。
色々な技法を組み合わせられるのが面白いところです。
こちらはグリザイユで絵付けしています。
※グリザイユ・・・酸化鉄とガラスを主成分とする、ステンドグラスの絵付けに使う絵具。塗った後600℃以上で焼成して定着させる。「gris」とはフランス語で「灰色」の意。
この学生は平面にとらわれず立体的な花を。
既にはんだ付け済み。これから下の白い板ガラスに接着します。
同じ学生の別の部分。透明の板ガラスの上に黄色と赤のガラスを乗せ、約800℃で焼成しフュージング(溶着)したガラスです。
ほおずきの開いたところだそう。
前回のブログでご紹介したチューリップも進捗良好。はんだ付けに入っています。(前回のブログはこちら)
40㎝四方の枠組みに、着々とそれぞれの世界が現れ始めています。残り約2週間でどうなっていくか非常に楽しみです。