林 利郎
第34期生
美術大学で彫刻科を卒業した後、分野の違う職種に就き、日々の生活に追われ流されていたのですが、そんな時ネットの動画サイトで赤く光り溶けて形を変えるガラスの映像に魅了され、気が付くとガラスの教育機関について調べていました。そして、30歳を過ぎていたのですが、この研究所に入学することに決め、現在に至ります。
研究所の学生達は年齢、出身地、経歴は様々です。この学校に来なければ関わりが持てなかった人達の経験や人生が現在、私が作品を制作する上で、とてもいい刺激になっています。私のガラス人生は2年目、まだ歩き出したばかりです。無限とも思える様々な技法使った作品の表現方法、そのような変幻自在なガラスという素材と共に自分自身と向き合い、変化を恐れず、挑戦しながら、人を幸せに出来るような作品づくりを続けていきたいです。