今年の板ガラス造形の講評会に出された作品をご紹介します!
板ガラス講評会の様子
板ガラス造形の授業では、窓に使われているような板状のガラス(フロート板ガラス)を、切断、接着、研磨、溶融etc様々な技法を使い作品にしていきました。
板ガラスを花びらサイズに切断し、溶融して曲線を出しアクセサリーにしたもの。
切断した板ガラスを何枚も重ねた作品。ぜひ肉眼で見ていただきたいです。
カサゴです。生き物を積層(板を重ねて形作っていく技法)で作っていくと、積み重ねるごとに成長していくような気がするそうです。
積層で塊を作ったのちサンドブラストで底を彫っています。
これも肉眼で見ると圧巻です。
葉脈で分かれている部分ごとにパーツを作って、溶かし合わせています。
空いている隙間は、パーツ同士が微妙にくっつかなかったところだそうですが、それも風情があります。
まさか板ガラスでナフタレンのオブジェを作る人がいるとは…
二つの六角柱をパキっと剝がしたくなります!
二つの六角柱をパキっと剝がしたくなります!
蝉の抜け殻を入れる小箱。生き物が好きな学生です。
人影 面白いです。
こちらのネックレス、三角のパーツの側面を一つ一つ垂直に削り出して貼り合わせています。気の遠くなる職人技です…
ガラスのナイフ。曇りとツヤの加減が日本的です。
以上、ほんの一部ではありますが、学生の板ガラス作品でした。
板ガラス造形講師の安田先生、今年も色々な発想に寄り添って指導してくださりありがとうございました!
学生の皆さんもお疲れ様でした。授業が終わってもたくさんの板ガラス作品を生み出していきましょう。