
ラファエル ザラズア
Rafael Zarazua
現在の私の制作スタイルである、フリーハンドでの吹きガラス彫刻の技術と出会った当初は職人として純粋に技術面でこのテクニックに夢中になりました。どこまで思い描いた形をガラスで形にすることができるのか。動物や人体を制作しました。それがいつからか、意味を持つようになった。
現在の私の作品は胸像が多く、特に表情に注力しています。ガラスは流動的な素材で、製作中常に溶け、動き続けます。熱で柔らかくなっている短い間に道具で押したり、引っ張ったりしながら形を作っていきますが、制作には人の力だけでなく、重力や炎の力、様々な偶発的な力も働きます。人の感情と同じように、流動的で完全にコントロールできない動きをする素材だからこそ、人生の葛藤や一時的な感情の瞬間をこの素材で表現し閉じ込める、ということに意味を感じています。
私の作品はアイデアだけでなく、職人として非常に高い技術力が必要なものです。私はまだ過程にいて、これからもっと上達していく。その過程もぜひ楽しんでもらいたい。
現在の私の作品は胸像が多く、特に表情に注力しています。ガラスは流動的な素材で、製作中常に溶け、動き続けます。熱で柔らかくなっている短い間に道具で押したり、引っ張ったりしながら形を作っていきますが、制作には人の力だけでなく、重力や炎の力、様々な偶発的な力も働きます。人の感情と同じように、流動的で完全にコントロールできない動きをする素材だからこそ、人生の葛藤や一時的な感情の瞬間をこの素材で表現し閉じ込める、ということに意味を感じています。
私の作品はアイデアだけでなく、職人として非常に高い技術力が必要なものです。私はまだ過程にいて、これからもっと上達していく。その過程もぜひ楽しんでもらいたい。
-
Clear Mask
-
Blue Deer
-
pray hope
-
brown boy
-
blue falls
-
Death Rabbit
-
Goatman
-
Head Bottle series
- プロフィール
- 展覧会
- 1985年、グアテマラ生まれ
グアテマラでインダストリアルデザインを学び、メキシコでガラスに出会う。その後デンマークの王立デザインアカデミーのガラス学科に入学、卒業後はスウェーデンで活動し、北欧の吹きガラススタイルを習得する。
結婚を期に日本へ移住。型を使わずにフリーハンドで制作するスタイルで吹きガラスの彫刻作品を作っている。東京ガラス工芸研究所の外部講師。
- 1985
- グアテマラシティ出身
- 2009
- Rafael Landivar大学インダストリアルデザイン学科 卒業
グアテマラでインダストリアルデザイナーとして勤務(~2013)
- 2013
- デンマーク王立デザインアカデミー ボーンホルム ガラス学科 入学
- 2014
- スウェーデン、Riksglasskolan Orrefors にてインターン
- 2015
- 日本、Studio Frescoにてインターン
- 2016
- デンマーク王立デザインアカデミー ボーンホルム ガラス学科 卒業
- 2016
- スウェーデン、Boda Glass Factoryにてアーティストインレジデンス
スウェーデン、SkeppstaGlasHytta 勤務
- 2017
- ガラス工房 Fusion Factory 勤務(~2019)
- 2019~
- 東京ガラス工芸研究所 外部講師