安田 尚平
Shohei Yasuda
私は、素材として主に工業用のフロート板ガラスを使用していて、積層、接着、鋳造、溶融、切削、研磨等の技法で作品制作をしています。
学生の頃にフロート板ガラスの断面に見える深いミドリの美しさに惹かれたことが最初のきっかけだったと記憶しております。
このフロート板ガラスが開発されたのは1950年代以降のことで、そこから急速に一般家庭の窓ガラス等に広く普及するわけですが、まだ浅い歴史の中で建築材料である板ガラスをガラス工芸や表現の材料として用いた諸先輩方の発想や努力にあらためて敬服するしだいです。
今後も産業技術の発展に伴い新たなガラス素材や技術が産み出されることもあろうかと思います。我々が受け継いだ技術を土台として、これからガラス工芸を、学ぼうとしている方々と共に未来にむかって歴史と伝統を創っていけたら嬉しいです。
学生の頃にフロート板ガラスの断面に見える深いミドリの美しさに惹かれたことが最初のきっかけだったと記憶しております。
このフロート板ガラスが開発されたのは1950年代以降のことで、そこから急速に一般家庭の窓ガラス等に広く普及するわけですが、まだ浅い歴史の中で建築材料である板ガラスをガラス工芸や表現の材料として用いた諸先輩方の発想や努力にあらためて敬服するしだいです。
今後も産業技術の発展に伴い新たなガラス素材や技術が産み出されることもあろうかと思います。我々が受け継いだ技術を土台として、これからガラス工芸を、学ぼうとしている方々と共に未来にむかって歴史と伝統を創っていけたら嬉しいです。
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冷酒グラス
フロート板ガラス
ザギング、積層、接着、研磨 -
真鍮脚グラス
フロート板ガラス、真鍮
ザギング、接着、脚部真鍮製 -
蓋物
フロート板ガラス
ザギング、接着、スランピング -
小箱
フロート板ガラス
積層、接着、研磨 -
香水瓶
フロート板ガラス、パイレックスガラス棒
積層、接着、研磨 -
プラグとコンセント(壁付けオブジェ)
フロート板ガラス、パイレックスガラス棒
積層、接着、研磨、バーナーワーク -
天球儀(オブジェ)
積層、接着、研磨
フロート板ガラス
- プロフィール
- 展覧会
- 1976
- 北九州市生まれ
- 2001
- 東京ガラス工芸研究所卒業(19期)
- 2001~
- 内村由紀工房、アート・グラス・クラブ アシスタント
- 2001
- New Glass Review 23 選定 (米/コーニングガラス美術館)
- 2002
- 日本現代ガラス展in能登島 入選 (石川県能登島)
- 2004
- 九州民芸村・ガラス工房
- 2010
- Studio Yo-toBee 設立
- 2021~
- 東京ガラス工芸研究所 板ガラス造形 非常勤講師
- 2006
- かわさきガラス作家展2006 (神奈川県川崎市)
- 2007
- 北九州をめぐるアート展 vol.2 (北九州市/旧百三十銀行ギャラリー)
- 2010
- 板ガラスの可能性展 (東京/ギャラリーカラニス)
- 2015
- アトリエWarabi vol.1 (埼玉県/蕨市立歴史民俗資料館)
- 2017
- 自作自宴展 (東京/ギャラリーカラニス)
Hachiman The Legend (旧八幡市制100周年記念事業)
- 2019
- ART×FASHION in Kitakyusyu 2019
(北九州市立美術館 黒崎市民ギャラリー)
- 2021
- 自作自宴展 (東京/アートギャラリー道玄坂)
- 他
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